スーパーやコンビニでも広く売られているバランタインファイネスト。1,000円でお釣りがくるときもあるくらいリーズナブルで、大変助かっています。
そのバランタインシリーズのひとつで、バランタイン7年という銘柄をご存じでしょうか。
2,000円前後で手に入るリーズナブルさにもかかわらず、優しい甘さを楽しめるハイクオリティな一本。代表銘柄ともいわれる17年ものに勝るとも劣らないクオリティを誇る一本です。
今回は、このバランタイン7年をご紹介いたします。
基本情報
1910年、バランタインファイネストを完成させてから、この世界的に有名なウイスキーの誕生は始まります。
スコットランド全土から個性豊かな原酒を集めてブレンドしたブレンデッドスコッチウイスキーです。
今やスーパーでもコンビニでも取り扱っている銘柄ですから、バランタインと言えばファイネストを想像される方も多いことでしょう。
日本国内ではサントリーが販売を担っており、シリーズ全体としては8種類のボトルを扱っています。
他のシリーズについても関連記事としてご紹介しています。ご興味がありましたら、ぜひそちらもご覧ください。
関連記事へリンク!
圧倒的なバランスと加水しても崩れない味わいが世界中から愛されている1本です。
食事に合う銘柄をお探しならぜひ。
関連記事へリンク!
2,000円弱と破格でありながら上質な甘さを楽しめる一本。
甘めがお好きなあなたへ、いつもと趣向を変えていかがでしょうか。
容量とアルコール度数
現在販売されているボトルは700mLのタイプのみです。
またアルコール度数は40%であり、一般的なウイスキーと言えるでしょう。
ボトルの形状は、おそらく最もポピュラーなバランタインファイネストと同様に長方形をしています。
ただラベルの色合いが他のシリーズとは異なり、黒地に白抜きという重厚感のあるデザイン。個人的には長方形ボトルの中で最も高級感を感じます。
キャップ内部の細工
キャップ部分は安価なシリーズと同様にスクリューキャップになっているのですが、開けてみると中には注ぎすぎを防止する構造が施されています。
このあたりの工夫も嬉しいところですね。ロックにするときも、同じ濃さのハイボールを作るときも便利です。
(写真を撮り忘れたのが痛恨のミス…)
バーボン樽でフィニッシュ
ラベル下部にも記載がある通り、バーボン樽でフィニッシュしている銘柄です。バーボンと言えば一般的にはトウモロコシ由来の甘さが特徴的なウイスキー。
もとから甘めテイストのバランタインに独特な丸い甘さが加わったおしゃれな味わいが楽しめます。
レビュー
瓶自体も褐色になっており、バランタインのロゴマークも金色で、それもまた一層ラグジュアリーさを醸し出していますね。
それでは早速頂いてみましょう。
どんな香り?
まずはストレートから。
公式のテイスティングノートにもあるように、蜂蜜のようなしっかりとした甘い香りを楽しめます。
バランタイン12年も甘い香りを楽しめるウイスキーですが、12年がさっぱりとした甘みであったのに対し、それよりもさらに甘さが強くなっている印象です。
バランタイン全体を通して言えることだと思いますが、やはりビギナーから上級者まで広く愛されるような香りづけがされています。とてもいい香りです。
それではロックにしてみます。
氷による加水があっても、甘さのバランスが崩れていないですね。
最後にさらに加水して水割り/炭酸割りにしてみます。
花のような優しい甘さがふわっと残ります。グラスやジョッキを傾けて飲む直前のこの優しい甘さ、丸くて優しい甘さです。
どんな味わい?
ストレートから頂きます。
甘さが際立つ香りからイメージできる通り、しっかりとした甘さを楽しめます。舌の奥の方に残る余韻も甘く、ストレート初心者の方でもぐいぐい(?)イケてしまいそうですね。
続いてはロックで。
ロックによる加水があっても、全体的な味わいのバランスが崩れません。香りは蜂蜜を思わせるような強い甘さでしたが、ロックにしてみるとりんごのような少し爽やかな甘さに感じられます。
果実酒がお好きな方にも合いそうです。
最後に水割り/炭酸割りでいただきます。
ここまで加水してもそのままのバランスを保つ、さすがと言える仕上がりです。かなり甘いので食事には合わないかもしれないですね。ただ逆に言うとハイボール単体でも十分に楽しめる味わいが楽しめます。
おすすめの飲み方は?
ぜひロックで召し上がっていただきたいです。バーボン樽でフィニッシュしただけあり、その甘さを存分に楽しめます。
みんなのレビュー
それでは、ECサイトで購入されている皆さんのレビューを見てみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はバランタイン7年の基本情報から香りや味わいをご紹介いたしました。
しっかりした甘さがテイストで、かつ加水してもその味わいが損なわれにくいという特徴が、誰にでも愛されるウイスキーたらしめているのでしょう。
ぜひ皆さんの素敵なウイスキーライフのヒントになりますと嬉しいです。