インドでウイスキー?と思われる方も多いと思います。ウイスキーと言えば北米やヨーロッパが中心ですよね。

しかし、最近では新興国ウイスキーが美味しいと大変話題になっており、インドもそのうちの一つ!

イオン系列のリキュールショップ「やまや」へふらっと立ち寄った時に見つけたインドウイスキー「モンキャッスル」。なんと1,300円という破格の安さ。思わず即買いしてしまいました。

値段なりかな~なんて思いながら飲んでみると、これがものすごいハイクオリティで驚き。ぜひご紹介したいと思い、記事にまとめてみます。

モンキャッスルとは

モンキャッスルの箱とボトル。
高級感のあるカラーリングと柔らかい曲線デザインのボトルです。

スコッチ原酒を仕入れてインドでブレンドされた、インディアンウイスキーです。こんな作り方もあるのか、と思いますよね。てっきりインド国内にも蒸留所が盛んに開かれているのかと思いきや、ブレンドから、ということのようです。

箱とボトルの裏面

ラベルにも記載がある通り、今のところイオン系列のリキュールショップ「やまや」の専売のようですが、楽天市場・dショッピングなど一部のECサイトでも取り扱いがあるようです。

原材料を見ると分かる通り、グレーンが多めなのですね。ブレンデッドスコッチはそのほとんどがモルト多めであることを考えると、原酒がスコッチでもまた違った風味を楽しめそうです。

キャップ構造に嬉しい工夫!

液漏れと注ぎすぎを防止するキャップ構造

値段から考えて、ワイルドターキーのようなコルク栓でないことはもちろん想像がついていましたし、正直この辺りに期待はしていませんでした。

外ぶたを開けてみると、開けてびっくり、内部には面白いキャップ構造が施されています。

注いでみて分かったのですが、これはボトルを傾けてから戻すときにウイスキーが垂れないようにするという働きと、ドバっと一気に注がれないようにセーブする働きがあるようです。

特に注ぎすぎを防止する効果は強力で、ハイボールを作るために注ぐときは3秒以上傾けていたと思います。注がれる量も常に一定ですし、これは嬉しい工夫ですね!

テイスティング!

ではいざ頂いてみます。日本の大手酒造メーカーなどが販売している銘柄に関しては、インターネット上に公式サイトをオープンして公式のテイスティングノートを公開していることが一般的です。

ただこちらのモンキャッスルに関してはどうやらそういったページは無いようで、検索してもECサイトやブログ記事ばかりでした。

いつもでしたら公式のテイスティングノートで予習してから頂くことが多いのですが、今回は全くのサラで頂いてみます。

どんな香り?

加水せずストレートのまま香りを楽しみます。

うーっすらピート香を感じるかな?という印象。甘さが極端に強いわけではないですが、中性的ですね。

例えやすいものでパッと思いついたのは、ウインナー。くすんだ様な香りを覚えました。

若干のアルコール感が含まれているのは否めないですが、全体的に見ると1,300円前後とは思えないほどのいい香り。

価格帯から考えて、ホワイトホースファインオールドと似ているような印象を受けました。個人的には甘すぎない香りで好きな部類です。

どんな味わい?

そのままストレートで頂いてみます。

一口目、ぐっとアルコール感を覚えましたが1秒程度しか続かず、その後は強烈な甘さが押し寄せてきました!

まさにキャラメルのようなねっとりとした甘さ。香りからは想像もつかないレベルです。甘い。

面白いのが、時間が経つにつれてその甘さがさらに強くなってくることです。最後舌の上に残る余韻が特に甘く、水あめすら想像させられます。

食事にはあわないかなー?とは思いますが、スモークチーズとは最高に相性がいいと感じます!

おすすめの飲み方は?

水割り/炭酸割りがよろしいかと思います。

ハイボールとして飲んでみたのですが、強烈な甘さですので加水してもものすごく甘いです。

カラッとしたハイボールが好き!という方には向かないかもしれませんが、ほろ酔い・梅酒といった甘めのお酒から一歩挑戦してみようかな、という方には最適です。

若干のアルコール感があるとはいえすぐに消えることを考えると、ストレートも面白いかもしれません。

みんなのレビュー

値段の安さにびっくりして購入。ハイボールは角が一番と思っていましたが、私は代替品になりました。
無題
市販のレモン液を数滴垂らし飲むとこれはイケる!キレがあり後味すっきりで食事の邪魔をしません。そしてこの価格。
無題

なるほど確かに、レモンを垂らしてみるとまた面白いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。現在ではやまやの専売となっておりますのでECサイトの露出はまだまだ少ないのが難点ですが、大変甘くて飲みごたえのある一本であることがお分かりいただけたら嬉しいです。

細かいところですが、キャップに工夫を凝らしているのも面白いですね。酔いが回ってくるとついつい注ぎすぎてしまいますので助かります。笑

皆さんの素敵なウイスキーライフのヒントになりますと嬉しいです。

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