目標は「仲間づくり」

ついこの間までヒートテックを着ていたかと思ったら急に暖かくなり、気づけばすぐに桜も満開。今年は最高の入学式日和になったかもしれません。

私自身、健康維持のためにジョギングを週に3回から4回ほど継続しているのですが、この時期は桜舞い散る中を走れるのですごく好きです。

その桜もすぐに散り、4月なのに熱中症に注意、なんていうニュースが出ていることもありました。かと思いきやセーターが欲しくなるような肌寒さに戻ったりと、今年の4月は忙しい。

新しい季節が始まると、何か新しい目標に向けて心機一転頑張りたくなります。自分でもなぜここに行きついたのかは分からないのですが、今年は「仲間づくり」をしたい、なんて思いついたのです。

人間関係の棚卸しともいえるかもしれません。自分の周りにいる人との関わり方を整理して、ただ居心地がいいだけではなく自分の成長につながるような仲間をたくさん作りたいと思いました。

これまで立ててきた目標というと、資格の勉強とかダイエットとか、内向きの目標を掲げてあれやこれや取り組んでいたような気がします。そういう意味で言うと、仲間づくりってすごく外向きの目標ですよね。

なぜ自分でもこんな考えに行きついたか分からないとは言いつつ、自分の気持ちになぜ?を問いかけてみると、おそらくこうなんじゃないかなって思い当たる節はあるんです。それは読書による影響じゃないだろうかと。

読書と精神的成長

意識的に読書の時間を設けるようにしているのですが、読んでから1週間2週間と経つと、細かい内容って忘れてしまいます。そのたびに、せっかく読んだのになあ・・・なんて少し残念に思うこともあります。ただ記憶には残っていなくても、潜在意識や無意識には刻み込まれているんだろうな、なんて思うようになりました。例えば、自己表現。

正直、あまり自分から自分のやりたい事とか夢とかを語るタイプではありませんでした。笑われたら恥ずかしいから。だから過剰なまでに謙虚な姿勢でいることが自然でしたし、そう振る舞う自分が日本人なりの美徳を兼ね備えていてクールだ、なんて思ったりもしていました。

ただ、いろいろな本を読んでいるうちに自己肯定感であったり自分に自信を持てる実感が増してきました。自分では気づかないうちに自分はこう思うのだと強く意見できるようになり、失敗することを恐れなくなってきました。そういう精神的な成長があったような気がします。

どの本のどの記載が影響を与えたのか、と言われると答えられません。嫌われる勇気かもしれないし、はたまたWebマガジンかもしれません。けれど、本の記載を覚えることよりも無意識のうちに自分の行動が変わっていることの方が、よっぽど本質的ですよね。

直近で読み終わった本は「思考は現実化する」。こちらは、自己実現をテーマとした大変有名な哲学書です。読み終わったばかりなのに、細かいところはもう忘れてしまっています。ただ、今の自分に深く刺さったのは、マスターマインド(≒仲間)を作ることが夢を叶える重要な要素だ、ということです。

この要素が潜在意識に刻み込まれたからこそ、外向きの目標に意識が向いたのだろうと、自分では考えています。

雨音と皿洗い

本を読めと昔から言われていましたがまったく通ってきませんでした。最近になってその恩恵が分かってきた気がします。ウイスキーを片手に読書、これもまたオツなものです。

今夜は雨ですが、風が吹いていないので窓を開けています。雨音も好きなんですよね、心が落ち着くので。隣のお宅からはお皿洗いの音。お皿を重ねた時のカチャという高い音が時折聞こえてきます。何の変哲もない環境音を楽しみながら、今夜もしっぽり晩酌読書です。

今夜はメーカーズマークのハイボールとえびカリー

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