ウイスキーって辛いからニガテ。そういった印象からなかなか手が出しづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。
実はウイスキーの中にはとても甘くて飲みやすいものも多いんです!今回は、甘くて飲みやすいウイスキーを中心にご紹介いたします。
お酒大好き!という方から甘いカクテルが好みという方まで、楽しんでいただけると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
Tap & Go !
甘いウイスキーの魅力
ウイスキーと聞くとどうしても「煙たさを楽しむお酒」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かにそういった個性を楽しむことも楽しさの一つではあります。
ですが、ウイスキーの魅力はそれだけではありません。中にはバニラや焦がしたキャラメルのように甘いウイスキーも数多く存在していて、どれも個性的で面白いんですよ~(^^)
現在では水割り、お湯割り、炭酸水割りが主流ではありますが、これらの甘いウイスキーは初心者の方でもロック・ストレートで楽しみやすい銘柄です。
「ハイボールでしか飲んだことがないけど、ストレートもこんなに美味しいんだ!」と気づかせてくれること間違いなし。あなたの知らないウイスキーの世界を知るきっかけになる、そんな魅力的な銘柄をご紹介します。
バーボン(アメリカンウイスキー)からこの3つ!
アメリカで作られるウイスキーの多くは、その主原料をトウモロコシにしているものが圧倒的に多いです。そのため、大麦で作られるウイスキーよりも全体的に甘くなりやすい傾向があります。
もちろん、中には強烈に辛いものや刺激的なものもありますが、迷ったらアメリカンを買ってみるというのも一つの選択肢かもしれません。
今回はそんなバーボンのうち、特にうっとりするような甘さのものをご紹介します。
メーカーズマーク
赤く滴る蝋で封をされているボトルでおなじみのメーカーズマーク。とてもおしゃれですよね。バーボンの中でも味わいがスイート寄りで、日本人でも飲みやすいテイストです。
ウイスキーの色も濃厚なはちみつのように綺麗で、ぜひストレートでその甘さを楽しんでいただきたい一本です。
最初にグッと甘さを感じますが、不思議なことにのど越しは比較的クリア。甘いのに甘すぎないという面白い味わいです。心なしか香りもはちみつのような優しい甘さを覚えます。
ラベルも可愛い!
ジムビーム・ハニー
炭酸水割りが「ビームハイ」と固有名称化してしまうくらい、大人気になったシリーズ。その中で最も甘いのがこちらの一本。
その名の通り、ジムビームに純粋なはちみつを加えているウイスキーリキュールです。そのため、アルコール度数も30~35%と少し低め。
ジムビーム自体が非常にライトな味わいということもありますが、そこにはちみつが加わっていることでほどよい濃厚さへと進化しています。ラベルも「はちみついっぱいだよ!」と言っているようですね。
レモンサワー、CCレモン割りウマイですよ(о´∀`о)
ジャックダニエル・テネシーハニー
単一の銘柄として世界で一番売れているウイスキーがジャックダニエル。そのシリーズの一つがこのジャックダニエル・テネシーハニーです。
こちらもジムビームハニーと同様、ジャックダニエルへはちみつを加えたリキュールです。ジャックダニエルがそもそも甘いテイストですが、そこにはちみつを加えることによってかなり濃厚な甘さが楽しめます。
ぜひストレートで召し上がっていただいて、これいいな!と思われたら本丸のジャックダニエルも試してみてください。一緒に飲み比べてみるのも面白いですよ!
バニラにかけると最高です。
皆さんお試しください。
カナディアンウイスキーからこの3つ!
どの銘柄を飲んでも飲みやすいと言われるほど、ほどよい甘さのフレーバーが楽しめるカナディアンウイスキー。
ラベルやボトルも上品でエレガントなものが多く、見ているだけでも楽しめます。
甘さという観点からおすすめしたい3つの銘柄をご紹介します。
カナディアンクラブ
名前にカナディアンと入れるあたりものすごく強気!と思っていました。ただ名前負けすることは決してない高品質な銘柄です。巷では世界一初心者向けな一本とも言われているそうな。
味わいも優しい甘さで美味しいのですが、なんといっても香りが素晴らしいです。バニラそのものを嗅いでいるかのような甘い香りが楽しめます。
ふわっとした味わいなので、ストレートでも飲んでみてほしいところです。ただもしあなたが「コーラやジンジャーエール、サイダーなどで割っても美味しいものを探しているのなら、カナディアンクラブを強くお勧めします。オリジナルのCCハイボールを見つけてみてください!
今回は実家用に購入しました!
いつも12本で購入してます。送料無料はありがたい。
クラウンローヤル
五角形のボトルに王冠が描かれたラベルという、なんとも高貴な一本。しかもこちら、ボトルは紫色の布袋に収められており、箱を開けた瞬間から上質な晩酌タイムを演出してくれます。
その昔、イギリス国王に献上された銘柄であることから、王冠がペイントされています。
味わいはこの上ないほどの甘さ。ロックで加水されても濃厚な甘みを楽しめます。初心者にも大変おすすめな一本。
伝統あるクラウンローヤル!60年前にボトルについてる袋を男の子たちはビー玉入れにして持つことが流行ったようです。
ブラックベルベット
名前だけ聞くとクセの強そうな響きがあるこちらの銘柄、実はとっても甘いウイスキーなんです。
ベルベットとは繊維生地の一種で、上質で光沢があり、滑らかな肌触りが特徴です。よくフォーマルなドレスに使用されます。
その昔、このカナディアンウイスキーを飲んだ人が、あまりにも滑らかで優しい甘さであることに感動し、ブラックベルベットと命名したことが知られています。
キャラメルのような甘さが感じられます。甘いウイスキーを飲み比べてみたいという方にはオススメです。
シングルモルトからこの2つ!
ザ・ウイスキーといえばシングルモルトウイスキーですね。その多くは煙たさであったり樽へのこだわりであったり、いわゆるツウ向けの銘柄が多いことも事実。
ただ比較的甘くて初心者の方でも楽しみやすい銘柄もあるんですよ~!
今回はそのシングルモルトから2種類ご紹介します。ぜひこの銘柄からシングルモルトデビューしてみましょう!
グレンモーレンジィ
スコットランドで最も愛されているシングルモルトウイスキーといえば、このグレンモーレンジィでしょう。グレンモーレンジィからウイスキーにはまって、いろいろ飲み比べてみたけど、やっぱりここに帰ってきましたというコアなファンが多いのだとか。
バーテンダーさんに「初心者なんですが、甘めで飲みやすいウイスキーをお願いします」とオーダーしてみましょう。提案してくる銘柄の中には、ほぼ間違いなくグレンモーレンジィが入ってきます。
ブレンデッドウイスキーには出せない、世界で一つだけのキレのある甘さが楽しめます。ちょっと贅沢したいときや贈り物にも最適です。
贅沢ですが、ハイボールにしても、華やかな香りが楽しめ、和食にも合って美味しくいただけました。
近所のスーパーよりお安く買えたのでよかったです。
良い意味で癖が無いのでスイスイ飲めてしまいます。
この価格でこのクオリティは凄いと思います。
大満足の一本です。
ザ・グレンリベット12年
芳醇という言葉がぴったりな香りです。ピート香という、いわゆる正露丸やイソジンのような香りがほとんどありませんので、そういった意味でも親しみやすいシングルモルトウイスキーです。
シングルモルトのスコッチウイスキー全体で見ても、トップクラスの知名度と人気を誇ります。ビターチョコレートのように奥行きのある甘さがたまりません。
こちらも、贈り物としても最適な一本です。
ほど良い甘さ、爽やかな香り、ほのかにスモーキー感もあり、ツンと鼻に抜けるタイプではない。
バランスの取れた味。
同じ価格帯で色々な種類を試す場合も、試しとは別に常に置いておきたい1本。
その当時から比べると、価格は驚く程安くなりました。
硬水を使用しているのに、この味、風味は絶品です。他のシングルモルトに浮気しても、必ずコレに戻ってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は甘さが特徴のウイスキーを8種類ご紹介いたしました。初心者の方から愛好家の方まで、いろいろな楽しみ方を提案できるものばかりです。
最近では全体的に手の出しやすいウイスキーが増えてきたように感じます。シングルモルトウイスキーであっても3,000円台ですから、ちょっとした贅沢から贈り物まで幅広く使えますね。
ぜひ自分にぴったりのウイスキーを見つけて、素敵なウイスキーライフをお過ごしください。